細胞へのはたらき

βグルカンの持つ細胞への働き

βグルカンとは、キノコ類・酵母類などに多く含まれる多糖体の一種。βグルカンにはさまざまな健康効果があるとされていますが、その中でもとくに注目されているのが「免疫機能を高める効果」です。その効果は病原体からの抵抗力を高めるだけでなく、がん細胞の増殖を抑制する働きがあるのも特徴の一つ。ここでは、βグルカンが体内の細胞に対して、どのような働きをするのか、詳しく解説していきます。

免疫細胞を活性化して免疫力をアップ

βグルカンには、病原体やウイルスなどから身体を守る「免疫力」を高める効果があります。βグルカンは体内に吸収されると、免疫細胞と呼ばれるマクロファージやナチュラルキラー細胞の働きを活性化。これらの免疫細胞を活性化させることで、病原体から身体を守ったり、がん細胞の増殖を抑え込んだりといった効果が期待できます。

がんが発生する原因の1つは、免疫力の低下。免疫力が落ちると、体内に増殖するがん細胞を抑えきれなくなり、がんの発生・進行につながります。しかし、免疫力を高めれば、がん細胞の増殖を抑えることができ、がんの発生・進行を防ぐことが可能です。

また、βグルカンはがん治療後の再発・転移の予防にも効果を発揮。がん治癒後に別の臓器に新たに発生する、多重がん(重複がん)の予防にも期待が持たれています。

ナチュラルキラー細胞を活性化してがん細胞を攻撃

ナチュラルキラー細胞とは、大型顆粒リンパ球とも呼ばれるリンパ球の一種。人体に生まれつき備わっている、自然免疫を担う細胞です。βグルカンは、このナチュラルキラー細胞に働きかけて、活性化させる効果を持っています。

ナチュラルキラー細胞は、常に体内を循環し、がん細胞を見つけ次第「攻撃・破壊」してくれるのが特徴。初期段階における「がん細胞排除」に大きな役割を果たしているのです。βグルカンによってこの働きが強化されれば、がんに対する抵抗力も高まります。

ただし、1点注意が必要です。βグルカンにはさまざまな種類がありますが、免疫力アップに寄与するのは1,3Dβグルカンのみ。βグルカンが含まれている健康食品・サプリメントを利用しても、1,3Dβグルカンが含まれていなければ全く意味がないです。もし、抗がん作用を期待してβグルカンサプリを用いるなら、1,3Dβグルカンとその含有量に注目するようにしてください。

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