βグルカンの歴史

「βグルカン」という成分をご存知でしょうか。

きのこ類やパン酵母(イースト菌)などに含まれている成分で、「免疫力アップ」「コレステロール値を抑える」「腸内環境改善」「ガン細胞抑制」「血糖値の上昇抑制」など、様々な健康効果があることから注目されている成分です。

今では薬剤や健康食品に応用されていて、様々な形で摂取することができます。

今回はその「βグルカン」という成分がどのようにして発見され、現在に至ったのかを歴史を追ってご紹介していきたいと思います。

βグルカンの発見

パン""

βグルカンの歴史はとても古く、歴史的に発見された起源としては今から80年近く前にさかのぼります。

1940年代にルイス・ピレマーという研究者が、パンの酵母から細胞壁を抽出したものを「ザイモサン」と名付けたことから始まりました。この時は抗がん剤の開発の一つとして研究が進められていました。

当時の研究の段階では、まだβグルカンという高分子の成分を特定することはできずに、パンの酵母から機能的な成分があることに注目され、研究が続けられていました。

しかし、当時の技術では生成する技術が低かったために、薬剤化して広く広まることはありませんでした。その理由として、酵母のアレルギーが問題視されていたことがあげられます。タンパク質などの除去技術が低かった当時では、アレルギーのある患者に対してはβグルカンの恩恵を受けることが難しかったのです。

古くからβグルカンは健康食品として摂取されてきた。

実は、穀物や菌類の成分に関しては、かなり古い時代から薬や化粧品の用途として使用されてきたことがわかっています。つまり、きのこ類に含まれる一部の成分が抗がん作用や健康効果について影響していることはわかっていましたが、なぜそのような効果が生まれるのかについて、はっきりとは理解されてはいませんでした。

それ故に、その当時には、「βグルカン」という成分すら特定できていませんでした。

βグルカンの特徴や機能に関しては近年まで明らかにされてはきませんでした。しっかりとした研究や調査が行われ、その機能性について明らかになってきたのは1980年代以降になります。その頃になると、多くの研究者たちがβグルカンの研究に注目を集めるようになっていました。

1981年にオート麦βグルカンのコレステロールの低下作用は注目を集め、2000年代になると、各国でβグルカンの健康に関する表示許可を強調するような評価が高まりました。

日本でも「日本健康・栄養食品協会」というところが、コレステロール値の正常化の血糖値の上昇を抑える効果があることについて評価しています。

生成技術の向上によって脚光をあびるようになったβグルカン

きのこ""

1940年代当時は、βグルカンを生成する技術不足から、注目度は低かったβグルカンですが、(当時の精製度は30%程度と言われていました。)現代になってタンパク質を除去する技術が進化することで、アレルギー問題も解消されて、副作用が少ないものとして健康食品やサプリメントして普及することになりました。

科学や食にまつわる様々な技術の向上が、βグルカンを世に広めるきっかけとなったのです。

βグルカンの価格の歴史について

このように生成技術の進歩から、今や色々なβグルカンに関する健康食品やサプリメントが販売されています。

しかし、1990年代に日本で発売されていたβグルカンのサプリメントは、品質や効果よりもかなり高額で売られていました。

海外では一本あたり1万円前後のものが日本では6,7万円という高額な値段で取引されていたのです。当時ではかなりお金に余裕のある人でないと、継続して使用できるサプリメントではありませんでした。

2000年代になると流通の状況がガラリと変わってきます。大きかったのはインターネットを利用して、グローバルな情報が一般の人にも伝わるようになったことです。

このような海外との価格差も露呈するようになり、海外との価格差は無くなっていきました。現在では1商品あたり、1万円を切るようなものも珍しくありません。

βグルカンは質の高いものが効果がある

現在では様々な種類のβグルカンが販売されていますが、共通して言えるのは「量」と「質」が大切ということです。

いかにβグルカンの含有されている量が多く、質の高いものなのかの見極めは大切です。以前は、純度の低いものが高額で売られていました。そもそも含有量が記載されていないものもあったようです。

一般的には85%以上の純度のものを高純度品と言われていて、少なくとも60%以上のものを選択することが大切です。

βグルカンの歴史についてのまとめ

βグルカンという食品成分の発見と現代までの歴史について、簡単にではありますが理解できたかと思います。

βグルカンは生成技術の向上と共に多くの人に、健康効果や需要が広まっていきました。しかし、その本質的な理解が進んできたのも、20世紀に入ってからと、ごく最近のことなのです。

今では比較的簡単に手に入るまでに流通されるようになったβグルカン。興味のある人は、一度試してみてはいかがでしょうか。

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