ハナビラタケ

ハナビラタケに含まれるβグルカンの特徴

ハナビラタケのイメージイラスト

ハナビラタケは、ハナビラタケ科・サルノコシカケ類に分類される大型のキノコ。キノコ類の中でもとくにβグルカンが豊富で、βグルカンの総含有量は約約40%です。その中には、免疫機能の向上などに寄与するβ1,3Dグルカンも含まれています。ちなみに、β1,3Dグルカンの含有量は、総βグルカン量40%のうち最大で70%。つまり、約35%ほどの含有率となっています。

ハナビラタケの健康効果としては、抗がん作用が注目されています。2002年に日本癌学会によって発表された報告によれば、ハナビラタケのβグルカンを6ヵ月間に渡ってがん患者に投与した結果(1日あたり300㎎)、14人中9人のがん細胞が50%以上縮小。4人はがん細胞が消滅したというデータが残っています。ただし、ハナビラタケは栽培が難しく、希少価値が高いため、販売価格が非常に高価になりやすいのが難点です。

βグルカンを含むハナビラタケとは

ハナビラタケは、カラマツやアカマツといった針葉樹の根元・切り株に自生しており、花びら状に波打った形が特徴的です。ハナビラタケは世界に2種類しかなく、そのうち1種類は日本で採れます。

自生しているといっても、ハナビラタケは標高1,000m超の高山に生育するもので、野生のものを発見するのは困難。人目に触れることも少ないため、幻のキノコとして認知されてきました。

しかし、現在では人工栽培が進められており、少量ではありますが食用としても流通しています。独特の食感と風味が特徴で、フランス料理などでは高級食材として人気を集めているようです。

主な成分としてはβグルカンが挙げられますが、その他にたんぱく質・糖質・脂肪・食物繊維なども豊富。紫外線を浴びることで体内でビタミンDへと変わる、エルゴステロールも多く含まれています。

【参考】食品に含まれるβグルカンの種類と含有率

食品名 βグルカンの種類 総βグルカン含有率 総βグルカン中の
β1,3Dグルカン構成率
パン酵母 β1,3Dグルカン 85%以上 95%以上
アガリクス β1,6Dグルカン 約10% 不明
ハナビラタケ β1,3Dグルカン 約40% 約35%
霊芝 β1,3Dグルカン 約50% 約30%
メシマコブ β1,3Dグルカン
β1,6Dグルカン
β1,4Dグルカン
約20% 不明
冬虫夏草 β1,3Dグルカン 約10% 微量
必見!βグルカン配合 サプリメント5選