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βグルカンを多く含むキノコ

驚くような効能を持つ成分、βグルカン

テレビや雑誌などのメディアを通じて、βグルカンという言葉をよく耳にするようになって久しい昨今、たくさんの効能を持つ成分としてますます注目を集めています。

βグルカンは免疫細胞を活性化させ、体内に侵入してきたウイルスや発生してしまった有害な細胞を撃退してくれます。インフルエンザにも有効で、症状が重くなるのを防いでくれます。

がんにも効果があります。がん細胞を攻撃してくれる免疫細胞が活性化されることでがんの発生を予防してくれます。がん細胞の増殖を防ぐ効果も高いため、がんの再発や転移の予防にも役立ちます。

コレステロール値を下げる効果も顕著です。βグルカンは腸まで効率よく届いてくれ、余分なコレステロールの排出を助けます。様々な生活習慣病の予防に一役買ってくれます。

腸内環境にも好影響を与えます。βグルカンは食物繊維の一種として、乳酸菌やビフィズス菌などのエサになります。

腸内環境を整え、免疫力を強化します。またβグルカンは不水溶性の食物繊維という特徴を生かして、胃や腸で約8倍に膨らみます。便の量を増やしてくれて便秘の解消、予防にも役に立ってくれます。

βグルカンを摂取するための選択肢、キノコ

kinoko

われわれの体にこのような嬉しい効果をもたらしてくれるβグルカンは、いかにして摂取すべきでしょう。

普段の食事から摂るとすれば、キノコが有効です。キノコにも色々な種類がありますが、特にβグルカンを多く含むものをいくつか挙げてみます。

健康商品としても有名な冬虫夏草

昆虫の幼虫に寄生して成長することで知られる冬虫夏草は、アミノ酸、カルシウム、脂質、炭水化物、鉄分、亜鉛などの栄養素の他に、βグルカンも含まれます。

冬虫夏草には様々な種類があり、それぞれ含まれるβグルカンの含有量などは違いますが一般的に10パーセントから20パーセントほどです。

その中で免疫機能に寄与するとされているβ1.3Dグルカンはわずかな量です。

最も高い効果を持つとされるのがコウモリガの幼虫に寄生する、コルジセプス・シネンシスです。中国で冬虫夏草というと、この一種類を指します。

桑の老木に寄生するメシマコブ

メシマコブには高分子多糖体、ポリフェノール、脂肪酸、アミノ酸、核酸、酵素といった有用成分を持っています。

この中の高分子多糖体に含まれるのがβグルカンです。メシマコブ由来のβグルカンには特に抗腫瘍作用があるとされており、免疫細胞に働きかけ、がん細胞の増殖を抑えます。

がん細胞増殖阻止率では、キノコの中でもトップクラスの能力を持ちます。

メシマコブのβグルカン含有量は約20パーセントと言われています。免疫力向上に役立つとされるβ1.3Dグルカンに関してはまだ未解明です。

別名マンネンタケとも呼ばれる霊芝

霊芝は、サルノコシカケ科に属するキノコです。アミノ酸、カルシウム、マグネシウム、カリウム、リン、鉄分、亜鉛、マンガン、そして、βグルカンを含有します。

豊富な栄養素で、血液の浄化や体内バランスを効率的に整えてくれます。霊芝はキノコ類の中でもβグルカンをたくさん含むことで知られており、最も優れている鹿角霊芝のβグルカン含有量は50パーセントもあります。

そのうちβ1.3Dグルカンは最大70パーセント含まれ、優れた技術で抽出できれば、約30パーセントの量を見込めます。

霊芝はこの他にもトリテルペン、セレン、ゲルマニウムなどの有用成分がとても豊富です。アレルギーにも効果が高いとされています。

霊芝は古くから漢方薬として重宝され、実に62種類もあります。その中でも特に豊富な栄養素を持つ鹿角霊芝は、10万本に1本とも言われる希少な種です。

大型のキノコ、ハナビラタケ

ハナビラタケ科サルノコシカケ類に分類されるハナビラタケも、βグルカンを含むキノコの一種です。

含有量が多いキノコとして広く知られており、その含有率は約40パーセント。その中にはβ1.3Dグルカンも含まれ、βグルカン量40パーセントのうち70パーセントもあります。

つまり、約35パーセント含まれる計算です。

ハナビラタケは世界にたった2種類しかなく、そのうち1種類は日本で採れます。標高1000メートル以上の高地に自生しており、野生のものを探すのはとても困難で、幻のキノコとも呼ばれます。

フランス料理などでは高級食材としても人気です。タンパク質、脂肪、食物繊維、糖質などのβグルカン以外の栄養素も豊富です。

最も有名なキノコの一つアガリクス

アガリクスは、ブラジル原産のキノコです。アガリクスを原料としたサプリメントは、βグルカンを含有する健康食品として有名です。

アガリクスには、なんと言っても6種類のβグルカンが含まれるのが特徴です。

一番多いのがβ1.6Dグルカン。体内に吸収はされやすいものの、人体に有用な機能は見当たらないとする専門家は多いです。

アガリクスに含まれるβグルカンそのものは10パーセント程度と多くはありません。

しかしその一方でエルゴステロールやピログルタミン酸など、がん細胞が増殖する際の血管形成を阻害する栄養素が含まれています。がん細胞の生存率を低下させてくれます。

アガリクスは昼夜の温度差が15℃以上、空気が澄み、湿度が高い環境でないと生育しません。

1960年代半ばにブラジルのサンパウロ近郊で、その地方の人たちのがんや成人病の発生率が極端に低いことから研究した結果、アガリクスの存在がわかりました。

そこからさらに研究を重ね、βグルカンを含む有用成分が豊富に含まれていることがわかります。

アガリクスには200を超える種類がありますが、われわれに有効な成分を含むものは数種類と言われています。

効率的な摂取のために

たくさんのキノコにβグルカンが含まれていることがわかります。しかし、それぞれに含まれている含有量はそのほとんどが多いとは言えず、キノコからの摂取は困難です。

しかもこれらのキノコは希少で、一般家庭の食卓に日常的に並ぶことは珍しいとも言えます。

βグルカンの摂取は免疫力の向上や成人病の予防、腸内環境を整える効果などがあり、とても有用であることがわかってはいても、食事のみから摂るのは難しいと言わざるを得ません。

そうなると他の方法も考えなくてはいけません。現在摂取に便利なのが、サプリメントです。

アガリクスや鹿角霊芝のサプリメントもありますし、βグルカンに特化したようなサプリメントも販売されています。これらを摂ることで効率的にβグルカンを体内に摂り入れることができます。

サプリメントで摂取するときのポイント

capsule

βグルカンをサプリメントで摂る場合も、ただ闇雲に摂取すれば良いというものではありません。

サプリメントを選ぶ際まず気をつけるべき点は、その含有量です。健康効果を得るためには、ある程度の量を摂る必要があります。

βグルカンがどの位の含有率なのか、その中のβ1.3Dグルカンの構成比率はどうなのかに気をつけると良いです。

実際摂取する時は、空腹時がベターです。空腹時は腸内の活動も活発になっているので吸収率も良くなります。

他の食物がないことで、腸はβグルカンの吸収のみに注力できるのも良い点です。

コップ一杯の水ややぬるま湯で飲めば、高い吸収率を保ったまま摂ることができます。お茶や清涼飲料水、コーヒーなどでは吸収率が落ちてしまうリスクがあります。

良いものを正しく摂取することで、βグルカンの効能を最大限に享受することができます。 

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