冬虫夏草

冬虫夏草のβグルカンと効果

冬虫夏草のイメージイラスト

冬虫夏草(とうちゅうかそう)とは、昆虫の幼虫に寄生・成長するキノコの一種。免疫機能を活性化するβグルカンをはじめ、十数種類のアミノ酸・炭水化物・脂質・カルシウム・鉄・亜鉛・マンガンといった微量栄養素、さらにエルゴステロール・マンニトール・コルジセピンといったキノコ類ならではの成分も豊富です。

冬虫夏草とひと口に言っても、その種類は寄生する昆虫によってさまざまで、βグルカンの含有量もそれぞれ異なります。一般的に、冬虫夏草のβグルカン含有率は10~20%ほど。その内、免疫機能に寄与するとされるβ1,3Dグルカンは微量しか含まれておらず、サプリメント・健康食品でも含有率はほとんど明記されていないようです。

ただ、冬虫夏草にはβグルカンの他にもたくさんの有用成分が含まれています。中でも、サナギタケ冬虫夏草のみに含まれるコルジセピンは、多くの抗腫瘍作用が報告されている注目の抗がん成分。抗がん剤と異なり、健康な細胞を傷つけずにがん細胞の増殖だけを抑制するという特徴を持ち、専門家からも高い評価を受けています。

有効なβグルカンが含まれる冬虫夏草とは

冬虫夏草とは、バッカクキン科冬虫夏草属のキノコの一種です。虫草菌(冬虫夏草菌)が昆虫の幼虫に寄生し、その養分を吸収しながら成長します。冬の間は昆虫の姿ですが、夏になると発芽して植物の姿になることから「冬虫夏草」と呼ばれています。寄生する昆虫の種類によってさまざまな冬虫夏草が存在しますが、βグルカンをはじめとする健康成分を含み、人体に有用であると認められているものは一握りです。

そんな冬虫夏草の中で、最も高い効果を持つとされているのが、コウモリガの幼虫に寄生してできるコルジセプス・シネンシス。中国で冬虫夏草といったらコルジセプス・シネンシス1種類のみを指しますが、日本では他の虫草菌類も冬虫夏草と呼ばれています。
中国の冬虫夏草は非常に高価で貴重なものとなっていますが、日本ではサナギタケ冬虫夏草(コルジセプス・ミリタリス)の培養に成功。人工栽培によって産出量が増えたため、サプリメント・健康食品として幅広く利用されるようになりました。

【参考】食品に含まれるβグルカンの種類と含有率

食品名 βグルカンの種類 総βグルカン含有率 総βグルカン中の
β1,3Dグルカン構成率
パン酵母 β1,3Dグルカン 85%以上 95%以上
アガリクス β1,6Dグルカン 約10% 不明
ハナビラタケ β1,3Dグルカン 約40% 約35%
霊芝 β1,3Dグルカン 約50% 約35%
メシマコブ β1,3Dグルカン
β1,6Dグルカン
β1,4Dグルカン
約20% 不明
冬虫夏草 β1,3Dグルカン 約10% 微量
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